化粧水とは?役割や選び方・効果をアップさせる使い方について解説!

化粧水とは、精製水に保湿成分などが配合されたスキンケアアイテムの一つです。
また、化粧水とは「ローション」「トナー」などとも呼ばれ、メーカーによって配合されている成分や量などは異なり、その目的も「保湿」「エイジングケア※」などと様々です。
今回は、化粧水の役割や選び方、魅力を発揮させる使い方についてご紹介いたします。
※年齢に応じたスキンケアのこと
目次
化粧水の役割とは?
化粧水の主な役割とは、
・肌に水分を与える
・肌を滑らかに整える
・肌に美容成分を届ける
といったことがあります。
これらのような役割を果たすことにより、そのあとにつける乳液やクリーム、美容液などの浸透を助けることができるのです。
肌の角質が硬くなっている状態だと乳液や美容液などの美容成分が浸透しにくくなってしまいますが、化粧水を使用することで肌が水分補給により柔らかくなり、そのあとに使用するアイテムの魅力をより発揮させてくれるのです。
化粧水の種類
化粧水には、大きく分けて3種類あります。
主な役割は肌に水分を補うこと。
さらに種類によっては、それ以外にもさまざまな働きがあります。
柔軟化粧水
柔軟化粧水とは、最も一般的な化粧水です。
ここ日本において、化粧水といえば柔軟化粧水を指すことが多いでしょう。
肌に適度な水分を与えて柔らかくほぐし、次に使う美容液やクリームなどの浸透を促すもの。
導入化粧水も柔軟化粧水の一種です。
ふき取り化粧水
ふき取り化粧水とは、肌に水分を補いながら、肌の汚れや表面の古い角質を除去する化粧水です。
コットンなどに含ませ、クレンジングや洗顔では落としきれなかった汚れをふき取ります。
収れん化粧水
収れん化粧水とは、肌にうるおいを与えながら、皮脂の分泌をコントロールし、肌を引き締める効果がある化粧水です。
保湿効果もさることながら、それ以上に引き締めや皮脂の分泌を抑える効果を重視しています。
柔軟化粧水や美容液などとの併用が推奨されています。
化粧水選びのポイント
化粧水を選ぶ際のポイントは、自分が理想としている肌に合っているかどうかです。
例えば「乾燥肌なので、潤いが欲しい」という方であれば、保湿に特化した化粧水がぴったりです。
また、「くすみのないクリアな印象の肌になりたい」という方には、美白※成分が配合されている化粧水を選ぶのが正解です。
このように、人それぞれなりたい肌のイメージは異なり、化粧水の種類も様々です。
まずは自分自身が「どんな肌になりたいか?」を考えてみましょう。
※メーキャップ効果による
自分の肌に合った化粧水の選び方とは
化粧水にはさまざまな種類があるため、どれを選んでいいか迷ってしまう方も多いかと思います。
ここでは、自分の肌タイプに合わせた化粧水の選び方をご紹介します。
乾燥肌の場合
セラミドやアミノ酸、コラーゲンなどが配合された、高保湿タイプの化粧水がおすすめです。
「しっとりタイプ」「さっぱりタイプ」などがありますが、基本的には使用感や質感の違いのため、乾燥肌の人がさっぱりタイプを選んでも問題ありません。
脂性肌の場合
ビタミンC誘導体が配合された皮脂をコントロールしたり、酸化を抑えたりするタイプがおすすめです。
ニキビに悩んでいる場合は、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムが配合された化粧水もおすすめです。
混合肌の場合
セラミドやアミノ酸など、角質まで浸透しやすい保湿成分が配合された化粧水がおすすめです。
ビタミンC誘導体は、脂性肌用や美白化粧水に配合されることが多いですが肌が乾燥しすぎていると刺激になることもあるため注意が必要です。
敏感肌の場合
バリア機能を補うセラミドが配合された低刺激で高保湿の化粧水がおすすめです。
またアルコールや香料、防腐剤など肌に刺激となる成分はできるだけ避けましょう。
赤みやヒリヒリ感が気になる場合は、トラネキサム酸やグリチルリチン酸ジカリウムなど、肌荒れを抑える成分が配合されたものもおすすめです。
化粧水の効果をアップさせる使い方
化粧水は、使い方によってその実力をアップさせることも半減させてしまうことをご存じでしょうか?
化粧水の実力をよりアップさせるには、
・メイク汚れや皮脂汚れをきちんと落とす
・洗顔後すぐに使用する
・適切な使用量をこまめにつける
といったことがポイントとなります。
化粧水をつける肌に、余分な皮脂やメイク汚れが残っていると、化粧水の成分の浸透を妨げてしまいますので、毎回きちんとクレンジングや洗顔で不要なものを落としましょう。
また、洗顔後は時間を置かず、すぐに化粧水で肌に水分を補ってあげましょう。
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすいため、時間を置いてしまうと角質が硬くなり、化粧水の浸透が悪くなってしまうのです。
そして、適切な使用量を守ることも大切です。
適切な使用量は化粧水のパッケージなどに記載されている場合もありますが、基本的な目安としては500円玉大だとされています。
一度にたくさんの量をつけるよりも、少量を数回に分けてつける方がより肌になじみやすくなることも知っておきましょう。
まとめ
今回は、化粧水の役割や選び方、魅力をさらにアップさせる使い方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
化粧水は、美肌作りの土台ともいえる大切なスキンケアプロセスです。
ぜひ、自分自身に合った化粧水を効果的に使用し、理想的な肌を手に入れてくださいね。